ケーススタディ

国内大手トータルICTソリューション企業(日本企業)

総合物流サービス

案件内容

通信インフラ設備・機器や資材に特化した物流センターの運営

荷主・顧客企業のご要望や課題
カーレントサービスは、今から約10年前に、通信インフラ工事に伴う機器や資材などの搬入出、輸送、保管場所の提供、倉庫管理などをトータルに提供できる物流パートナーとして、大手の通信インフラ建設会社様(当お客様)と取引きを開始した。
カーレントサービスは、お取引きから約10年が経過した2013年夏、当お客様に対し、より質の高いサービスの提供を目的として、10月に開設する予定であった横浜ロジスティクスセンターへ、これまでお客様の物流拠点としていた大田区南雪谷の事業所から拠点を移動することをご提案した。
拠点の移動に関してお客様において十分にご検討いただき、最終的にお客様は拠点移動のご提案に合意して下さったものの、カーレントサービスは、大型車両による運搬(荷降ろし・積み込み等)に対応すること、お客様の物流指示・要望への対応力を低下させないこと等、様々な課題をクリアーすることが求められた。

弊社の解決方法
拠点移動の計画段階でお客様と打合わせを密に行い、お客様のご要望をヒアリングする中で、カーレントサービスの営業担当者は、新規開設する横浜ロジスティクスセンターであれば、お客様のあらゆるご要望にお応えすることができることを確信した。
 
実際に新センターで業務を開始してみると、雪谷事業所で実施していた時の入庫・保管・仕訳・梱包・出庫といったトータルな管理サービスの質を維持することはもちろんのこと、新センターならではの付加価値サービスを提供することができることが明らかになった。
例えば、新センターではより広いスペースを確保することができるため、お客様の急な荷量増へ何ら問題なく対応することができた(変動対応力の向上)。
さらには、大型機器の入庫や大型車複数台におよぶ大量入庫の場合であっても仮置きスペースで迅速な荷降ろし作業を行い、そのまま入庫検品・外観チェック等を済ませ、その後安全・確実に正式な保管場所へ移すといったオペレーションも実現できるようになった。

結果
当お客様には横浜ロジスティクスセンターでの倉庫オペレーションを高く評価していただき、引き続きお取引を継続させていただいている中で、雪谷事業所の時と比べてはるかに多くの物量の通信機器(アンテナ・ケーブル・バッテリー・電源・付帯装置など)のセンター運営を委託していただいている。
また、当お客様と同様の通信インフラ工事サービスを同じ通信キャリア様に対して提供している他社様とも、横浜ロジスティクスセンターで新たな取引を開始させていただくに至った。

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