新聞掲載記事

物流Weekly(物流産業新聞社)2012年4月9日号

物流Weekly 平成24年4月9日号 「中小企業でも海外進出可能」台湾企業と業務提携

「中小企業也能向海外進出」與台湾企業業務提攜

 

 

【以下新聞記事全文】

人口減や伸び悩む国内市場を背景に、国外へ目を向ける中小運送事業が出てきた。中国をはじめ、アジア進出を目指すカーレントサービス(保坂高広社長 東京都大田区)はこのほど、台湾の物流企業と業務提携を結んだ。年内にも台湾事業所の設置と、中国で現地法人の設立を目指し、初年度の売り上げは3億円を見込んでいる。

業務提携を結んだのは、ドルフィンロジスティクス(ケビンシェン最高経営責任者)で、台湾国内トップ3の一つで、アジア主要都市を中心に40の支社を有する。

今回の提携について保坂社長は、「中国進出が本来の目的だが、リスクを考慮して、まず台湾への進出を決めた」という。同社は重量物の輸送をはじめ、据え付けや解体、梱包を得意としており、これまでも中国への輸送に携わっていたが、あくまで部分的なサービスにとどまっていたという。今回の提携によって総括的な輸送サービスが実現するとしている。工場移転や工作機械の輸送で同社が据え付けや解体、梱包を担当し、ドルフィンが国際輸送を担当する。これにより、荷主への総合的なサービスが可能となる。

業務提携に至った経緯については、台湾の主要物流企業をピックアップし、同社からアプローチを続けた結果、ドルフィンが呼びかけに応じてきたという。「もともと付き合いがあったわけではなく、当初は業務提携が可能かさえ分からなかった」と振り返るが、「事業計画をしっかりと描ければ、中小企業でも海外進出は十分に可能」と話している。

年内に台湾事業所の開設と中国で現地法人の設立を行い、さらに「ベトナムなどアジアで、ドルフィンと合弁会社を設立していき、広くマーケットの獲得を目指していきたい」としている。

3月21日に正式に業務提携を結び、4月からサービスをスタートしている。保坂社長は、「初年度の売り上げ目標3億円を目指し、真摯に取り組んでいきたい」と話している。

物流Weekly 平成24年4月9日号

【中文】

國内市場於人口減少以及人口增加困難等種種背景之下,朝國外發展的中小運送業者相繼出走。以中國為第一選擇,朝亞洲進出為目標之CURRENT SERVICE(保坂 高廣社長 東京都大田區),在這樣的環境考量之下與台灣物流企業締結了業務提攜案。目標為本年度内完成台灣事業所設置,與中國現地法人設立。預期初年度之業績將會約有3億日幣。

業務提攜之締結端為台灣通關業界TOP3之1,萬泰國際物流有限公司(最高經營責任者為鄭毓文執行副董事長),在亞洲主要都市内擁有40間分社之大手企業。

關於本次提攜,保坂社長表示「本來之目的為中國市場進出,因考量到風險性之問題,先以台灣為進出之目標」。CSG從重量物輸送,設置至解體?包等皆為擅長業務,至今有關於中國輸送的業務之中,CSG只提供部分物流服務,但是因為本次業務提攜,可徹底實現一環輸送服務。工廠移轉及工作機械等輸送時,本社提供裝置,解體與?包等擔當, 萬泰國際物流有限公司負責國際輸送擔當。按照此模式,可提供貨主總合物流服務。

有關於達成業務提攜之經緯,從台灣主要之物流企業開始尋找目標,CSG不間斷的洽訪所得到之結果為終於得到萬泰國際物流有限公司之回應。當初想起來「並非是最初就有既定業務發生,當初也不一定感覺到相互能有業務提攜之可能性」,但是「事業計畫以相當扎實的方案提出,中小企業也能在海外進出上可能性提高許多」,保坂社長表示如此。

本年度内希望進行台灣事務所之開設以及中國現地法人之設立,除此之外也表示「越南等以及在亞洲各地,萬泰國際物流有限公司以合併會社之方式設立,共同開拓更廣大的市場為目標。」

於3月21日正式締結了業務提攜契約,從4月開始進行物流服務業務。「初年度希望以3億日幣為目標,真誠真摯的與對方共同合作」保坂社長如此地敘述著。

物流Weekly 2012年4月9日號

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