2011.01.03新聞掲載記事
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【以下新聞記事全文】
カーレントサービス
(保坂高広社長、東京都大田区)
昨年は1972年の設立以来、9月期決算としては、過去最高の売り上げを計上した。自社の信用力が上がり、客単価の減少も顧客数の増加でカバーできた。サービスに満足した顧客からのリピート利用も増えている。今後は利益の出せる体制をつくっていきたい。
具体的には、コンプライアンス(法令順守)にのっとった範囲内で成果主義や人事評価制度を導入。長時間の是正で、労働の質も高めていきたい。時間外手当の支給の仕方も再検討していき、やる気のある社員を登用していく考えだ。 短時間でも成果を出す事が重要だ。 人材以外には、全国に拠点や協力会社を増やす「全国化構想」も模索している。東京でのビジネスモデルが他地域でも通用するか試金石となる。
また、外注比率を下げ、内製比率を上げて行く。輸送業にこだわらず、輸送業プラスアルファのサービスを提供していく。さらに、夜間配送のサービスなどができないか思案中だ。将来的には海外進出も視野に入れながら業務展開をしていく。
物流ニッポン 平成23年1月3日号