新聞掲載記事

物流ニッポン(物流ニッポン新聞社)2010年10月28日号

物流ニッポン 平成22年10月28日号 利益を上げる体制を強化 通販事業 いつか再び参入

 

※ 画面右側の紙面画像をクリックすると、拡大画像が開きます。

 

【以下新聞記事全文】

 

【東京】「売り上げは創業以来最高を記録したが、増収減益で利益が少なかった」と話すのは、カーレントサービス(東京都大田区)の保坂高広社長。「利益が上げられるような体制を強化していきたい」という。

 

1972年の会社設立以来、総合物流、オフィス移転事業などのサービスを手掛ける。昨年8月には、グループ内に新会社、CS空間創造研究所(同)を設立。事務所移転の専門家が、クライアント側の経営者のビジョンを聞き、オフィスを設計するサービスを提供する。「もうかるオフィスを提案します」がコンセプトで、「ワンストップでサービスが受けられ、費用も別業者に分離で発注するより、10~20%のコストダウンにつながる」とメリットを話す。

 

また、オフィス移転をする際、現役アスリートや元体育会の学生ら体力に自信のあるメンバーで構成する「アスリート移転チーム」がサービスを行うなど、他社との差別化を図っている。  10月1日付で、グループ会社のキョーワ・トレッド(同)の梱包製造・営業部門がカーレントサービスと統合し、業務を開始。さらなる体制強化を目指す。

 

「9月に通販事業から一度は撤退してしまったが、通販事業に関してはいつか再び参入したい。次は元請けでチャレンジし、通販物流業界でのシェア拡大を果たしたい」と意欲をみせる。 物流ニッポン 平成22年10月28日号

一覧に戻る

ページトップへ